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M&A案件事例:HEROZ、StrategyとITを統合した経営改善SaaSを提供するストラテジットを買収(2022年8月30日記事) M&Aの裏側をOkayOkay代表岡田が解説

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HEROZ、StrategyとITを統合した経営改善SaaSを提供するストラテジットを買収

2022年8月30日に、HEROZ株式会社が、経営改善SaaSを提供するストラテジットを買収したことを発表しました。この買収は、HEROZがSaaS市場の成長を支援し、自社のAI開発ノウハウとストラテジットのSaaS導入・連携知識を組み合わせることを目的としています。詳細内容は、gamebiz.jpの記事に掲載されています。

弊社(株式会社OkayOkay)は、IT業界、ゲーム業界に特化したM&Aを得意としておりますが、このM&Aの裏側を本ディールを担当した私(株式会社OkayOKay代表 岡田)が開示可能な範囲でご説明致します。

本ディールの買収側(HEROZ様)のポイントは、概ね以下3項目でした。

1.M&Aの目的

・B to B SaaS市場への参入

・AI開発ノウハウとSaaS導入、連携知識の組み合わせ

2.M&Aの確実な実行

・迅速なデューデリジェンス※1

・株式取得による子会社化

・連結財務諸表の開示と業績への影響の精査

3.M&A後のシナジー

・ストラテジットの戦略とITの統合能力の活用

・SaaS市場での成長支援サービスの提供

※1.デューデリジェンス(Due Diligence)とは、投資を行うにあたって、投資対象となる企業や投資先の価値やリスクなどを調査すること。

まず、双方NDA締結後に情報開示を行い、約1ヶ月間の特急でのデューデリジェンス(DD)を行いました。

細かなDDの詳細は割愛させて頂きますが、基本的に最も重要になるのは、双方の信頼関係を早期に構築する事です。

開示する情報の信頼度を高め、代表者同士が真剣な議論が出来るよう、弊社が可能な限り双方の情報を吸い上げ、整理を行い、議論の条件を整えて進行を行いました。

結果的に、初顔合わせからクローズまで3ヶ月以内のかなりの短期間で、両社納得の行くM&A成立となったかと思います。

以上、簡単にM&Aの流れを実績を元に解説させて頂きましたが、IT業界、ゲーム業界のM&Aは弊社がトップクラスの実績と自負しておりますので、営業支援のご相談からでも、お気軽にお問い合わせ下さい。

貴社の課題解決の1つの手段として、M&Aによる大手傘下入り、大手企業様にとっての新規事業取り込み策としてのM&Aなど、様々なご要望にお応えしております。

筆者:株式会社OkayOkay 代表取締役社長 岡田 圭治

完全成功報酬のみゲームIT業界特化スモールM&A

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